日本は世界一セックスレスな国
2005年英国のデュレックス社という、コンドームの会社が、世界41カ国31万人を対象に行った調査結果で、年間のセックス回数トップは
ギリシャ 138回。
世界の平均が103回のところ、
日本は45回だとか。
週一もない計算になります。
さらに、女性の性機能障害で最も多いのが、「ワギニスムス」という「性交痛」、「性的疼痛障害」。
男性は「勃起障害」。
愛しあう行為によって、気持ち良さを感じられない。
気持ちも良くないことを、ましてや痛みを伴うような行為をしたいと思わないのは、ある意味で当たり前ですが、それは全世界に共通した話ではりません。
ナゼ、日本に顕著なのでしょう?
こちらの本を参考に見て行きたいと思います。
この本では春画についても語られています。
私たちが見ると、
あり得ない!
と思ってしまうような体位の絵が多いですよね。
軟体動物かのように、からみ合っていたりします。
ですが、著者は、あの体位は、実際に「彼らにはできていた」と言い切ります。
現代の私たちの身体と、まったく違い、ゆるんでいたから、密着することができ、密着することで、一体感が生まれ、悦びとなるのだ、と。
固まった身体では、密着もできず、一体感は生まれにくくなります。
それに、固い身体は、皮膚感覚も鈍いので、二重三重に快感を得られないのが、今の私たちの身体なのです。
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これはもちろん、男性側にも言えることで。
本来なら、全身で、気持ち良さを感じられるはずが、ただ性器でしか感じられなくなっているので、挿入一辺倒になり、なおさら女性に対して、痛みを感じさせるだけになります。
「ワギニスムス」の最大の原因は、身体がゆるんでいないことなのです。
身体が固くなる原因として考えられることは、そもそも、身体を動かす機会が大幅に減っていること。
歩くにも、荷物を運ぶにも、ほぼ人力しかなかった時代と、現代社会とでは、その基本がまるで違います。
一方では便利になったお陰で、スピードが早まり、即座に決断しなければならない状況が、次から次へと洪水のように押し寄せてくるために、常に緊張が強いられて、ゆるんでいるヒマがなくなっています。
そして、空気を汚し、水を汚し、街中、家の中まで電磁波だらけ。
食べ物も、肌に付けるものも、化学的に合成された、自然でないものだらけ。
これだけ、身体に悪いものに囲まれていれば、固くなっても仕方ありません。
さらに、今年は、濃厚接触が悪いことという、誤った認識が拡がりつつありますので、昨年、過去最低だった出生数は、さらに大幅に数を減らすことは、確定的です。
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パンツ様の下着がなかった時代。
月経血の処理は、小水と同様に、厠でしていました。
溜まったらトイレで出す、ということです。
本来女性は、妊娠出産によって、どんどん身体機能があがっていくハズなのですが、やはり、現代の固まった身体の、女性にはできません。
整った身体であれば、つわりも、陣痛も、ごく軽く、また月経痛などもありません。
触れ合いという、人間が生きて行く上で、とても大事な部分を、抑圧されてしまったことで、さらに多くの方が、身体をゆるめることが出来なくなっています。
新政府は、不妊治療に尽力する、と言っていますが、普通に妊娠できる身体であれば、そもそも不妊治療は必要ありません。
そして、セックスを気持ち良く感じられるのであれば、どれだけ止められたとしても、してしまいます。
身体をゆるめることが、実は少子化対策の、重要なひとつなんですね。
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。