腸内環境を整えるとは、どういうことなのか?

腸内フローラというのは、腸内にある様々な菌がお花畑の様子に似ている、ということから名付けられた、腸の中の、菌の森、というような意味ですね。

 

その腸内フローラ=腸内細菌叢は、菌ですから、身体と直接関係のない、部外者で、彼らに腸内に住んでもらうことで、吸収を助けてもらうという、共存関係にあります。

 

その菌は、羊水や産道、母乳、などによって摂り入れられ、生後まもなく、完成します。

 

一度完成してしまうと、その関係性を崩すということは、先ず不可能です。

 

腸内環境を整える、ということは、よく働いてもらいたい菌のエサになる物を良く摂り入れる、ということです。

 

新しい菌を入れることが、腸内環境に与える影響は、ただただ、バランスを崩してしまい、身体の調子は悪くなるだけになります。

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菌は全身にいます

今は、

「菌イコール悪」

かのような雰囲気になっています。

 

何かの度に除菌して、あらゆるものを抗菌して、無菌状態こそが良い環境、とでも言わんばかりですが、本当でしょうか?

 

あなたの腸内に菌がいなくなったら、吸収できずに栄養不足で生きていけません。

 

口内にも、皮膚にも、常在菌がいてくれるお陰で、あまり好ましくない菌がやってきても、退治してくれるのです。

 

それを消毒して、除菌してしまえば、バリアを失った身体には、好ましくない菌たちが、良いように侵入できるということです。

蝶がはばたくと、ハリケーンが起こる
  • 01
    外来生物によって在来種が脅かされています

    外来生物が、在来種の生活環境を脅かしています。

    という話を聴いたことがあると思います。

    ブラックバスとか、ミドリガメ、セイヨウタンポポ、アライグマ、アメリカザリガニなどは、以前から言われていましたが、今は、もっと種類が増えて、とても書き切れないほどに外来の生物がやってきて、日本の生物の生態系が脅かされている、と言います。

    進化論の発想の基となった、ガラパゴス諸島も、外来生物が侵入してしまうと、固定種が危機になる。

    イリオモテヤマネコなども絶滅の危機に瀕している、など、何かひとつピースを足す、引く、というだけで、そこにある関係性は、全く別物に変わってしまいます。

  • 02
    遺伝子の関係性は、まだ未知の世界

    これは、遺伝子についても同じことが言えます。

    まだ、遺伝子の中のどれが、何に関係している、ということが分かってきた、というだけで、それらが、実際にどのように関係し合っているか、までは、皆目見当もついていないのが、現状です。

     

    そんな状態で、遺伝子を操作する、ゲノム編集をして、はたして、望むことだけの変化で済むのか、思いもよらない現象が起こらないのか、ということは、一切考慮されていません。

     

    自然の複雑さは、人間の浅知恵で容易に理解できるものではありません。

     

    盲腸だって最近になってやっと、役割があるらしい、ということが分かり始めてきました。

    一時期、胃ガンなどの原因と考えられていた、ピロリ菌だって、単純に取り除けば良いのか、ということは、まだ不透明です。

     

    自分たちの身体の中のことだって、まだまだ分からないことだらけなんです。

  • 03
    生きたまま蝶に届いてしまったら

    現代生活で、普通に三食食べている時点で、食べ過ぎになります。

     

    腸内を空にすることを、本当に意識している方以外、ほとんどの方は、腸内に3~15㎏ほど、食べた物を溜め込んでいます。

    腸内は空っぽであるからこそ、良い菌が働いてくれるのですが、ずっと溜まっている状態で働くのは、腐敗菌です。

     

    便が汚い、臭い、のは腐敗しているから。

     

    腐敗していなければ、単なる腸内細菌の死骸と、新陳代謝物と、食べカスなんですから、汚くも、臭くもないハズです。

     

    ヨーグルトで便通が良くなるのは、乳製品が人間の胃腸には適していないから、下しているだけのことで、乳酸菌が生きたまま、腸に届いてしまえば、腸内環境はガタガタに崩れて、便秘や下痢どころの話ではなくなります。

     

    乳酸菌が胃腸に良い、というのは、菌の働きではなく、酸性の食べ物によって、胃腸のpHが整って、働きが良くなるからです。

    とくに、便秘の方は、滞っている上に、さらに何かを摂り込んで、出るようになる、という考えに、どうしてなるのか。

     

    詰まってるのに、そこに入れたら、余計に詰まりがヒドくなる、と考えるのが普通ですよね。

     

    生き物は、全て関係し合って生きています。

    何かひとつを変えれば、全体が変わるほど、全ては複雑に絡み合っているのです。

     

    機械の部品とは違うんです。

    すべては有機的に関係し合っています。


    必要なのは、乳酸菌ではなく、腸内を空にすることです。

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かいふく指南処

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からはだふくらかからのご挨拶

からはだふくらか

身体は固体だと思いますか?

液体だと思いますか?

気体だと思いますか?

身体の約70%は水分だと言われます。

その水分は海の成分と同じです。

 

生命は海で生まれました。

海と切り離されては生きていけないので

身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。

 

羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。

 

身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。

 

赤ちゃんの身体は理想の身体です。

快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。

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