骨盤は骨盤という骨がひとつあるのではなく、腸骨、仙骨、恥骨、座骨、尾骨などが集まって構成されています。
成長するにつれ結合すると言われ、ひょっとすると今でも医学的には動くものとは考えられていないのかもしれませんが、骨はそもそもがある程度たわむものですし、結合部分も動くようになっています。
でなければ出産は出来ませんからね。
腸骨がだんだん開くことで、赤ちゃんのゆりかごとなり、恥骨が開くことで産道が確保されるようになります。
開いたものは当然、閉まらなくてはなりません。
ここには少し時間を必要とします。
でも必要なのは時間だけです。
そこが、より美しくなれるかどうかの分かれ道となります。
妊娠、出産によって大きく開いた骨盤を元に戻すのに必要なのは、安静と時間です。
単純な話で何もしないで寝ていれば良いだけなんですが、実はそれはなかなか難しいことでもあります。
だからこそ、ご家族のご助力なくしては叶えられません。
妊娠中にいかに旦那を調教しておけるかも重要な点です。
産後の骨盤が元に戻るのを確認する方法は、左右の脇で体温が一致した瞬間を見れば良いので、これもとくに難しいことはありません。
ただし、それまでは出来るだけ動いてはいけませんので、トイレも風呂も使えません。
動いた途端に戻ろうとしていた骨盤は、歪んだ状態で固まってしまうからです。
でも、今はお構いなしに出産後すぐに身体を動かしますよね。
なら骨盤は歪んで当然です。
それで骨盤矯正とかが流行るんですが、それもどうなんでしょう。
また、一時期「母乳だと胸の形が崩れる」などという流言がありましたが、授乳することは骨盤を閉める働きをしてくれます。
授乳することで、お母さんはより女性らしい身体になっていくのです。
妊娠、出産を経て女性が美しくなるのは整体の常識、自然の摂理です。
経産婦は子供を産み育てる能力を認められ、もっと子供を産み育てる為により美しくなり、男を惹きつけるようになっているのでしょう。
他の動物は雄が美しく、雌を惹き付けようとするものが大半ですが、人間は逆なんです。
産後に骨盤を揃えてから起き上がれると、あなたの最も自然なプロポーションになります。
妊娠前はスリムだったのに、産後別人の様に肥るのは、骨盤が開いたままだからです。
逆に妊娠前に肥っていても、産後さえ気をつければ引き締まった身体になれるチャンスでもあるということです。
ぜひ、自然の力でより魅力的な女性に、お母さんになっていただきたいと思います。
わざわざ骨盤を歪ませて不調になる必要はありません。
妊娠、出産、子育ては大変だという常識の植え付けがありますが、身体の自然に任せればそんなことは全くなく、驚くほど、実感がないくらい呆気ないものです。
かいふく指南処 | からはだふくらか |
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。