本当の好き嫌いは?
男の子二人兄弟のお兄ちゃん。
給食は全部食べるのに、家では好き嫌いが激しい、とご相談を受けました。
みなさんは、どうお考えになりますか?
どっちかが本心じゃないか、どっちも本心じゃないか、ということが考えられるかと思います。
食については、色々な説があり過ぎてなかなか、どれが正しいのかが分からずに、長いこと学んできましたが、やっと答えに辿り着きました。
いま常識となっている、バランスよく食べましょう、とは、まったく考えていませんので、食べたいように食べてもらえば別に構わないと思いますが、もう少し細かく見ていきたいと思います。
身体は、食べたもので出来ている、と言うのは間違いないんですが、これは、ちょっと勘違いがあります。
食べたものが影響はするんですが、別にそんなに食べる必要も無いんです。
ほとんどの食べ物は、肥料のようなもので、ぶっちゃけ、食べなくても成長します。
大人になります。
ただ、その場合、大きくはなりません。
戦前や、大正、明治、江戸以前の日本人が小さかったのは肥料が少なかったからです。
でもその分、中身は詰まっていますけどね。
だから、全然食べなくても、勝手に成長はしていきます。
食べなくて良いくらいなのですから、好きなものだけ食べてても何の問題もありません。
注:
ここで間違えないでいただきたいのですが、ファミレスとか、コンビニに売ってるものとか、お菓子とか、加工食品などについて、私は“食べ物”という認識をしていませんので、それらを省いた話しと思ってお読み下さい。
親御さんの気をつけるべきは、こういった毒は食べさせないようにすること、それだけで、それ以外の“食べ物”に関しては好き嫌いしても何の問題もありません。
三大栄養素と言われるものを見ますと、身体を作る材料となるのは、タンパク質と脂質です。
炭水化物=糖はエネルギーになりますが、子どもはただでさえエネルギーの塊ですから、大して必要ありません。
食物繊維は、腸内にこびりついた糖を絡め取るために必要なだけで、そもそもそんなに、こびりつきの少ない子どもには、これまた必要ありません。
だから、子どもが野菜を食べたがらないというのは、身体が必要を感じていないから、なんです。
ちゃんと育った肉や魚などにはビタミンなども含まれていますから、野菜を無理に食べさせる意味も全然ありません。
それに、人間には感情というものがあります。
車じゃありませんから、ガソリンを入れればすぐにエネルギーとして使えるものでは無いのです。
美味しいと思ったものは余計にエネルギーになるし、マズいと思うものは摂り入れられません。
無理に食べさせたところで、栄養にもならず、もっと嫌いになって、無理矢理食べさせる親御さんにも反感を持つだけです。
何も良いことはありません。
繰り返しになりますが、親御さんが心がけることは、好き嫌い無く食べさせることではなく、質の良いものを食べられる環境を整えることです。
話しを伺うと、お兄ちゃんは弟が出来てから、お母さんを取られた思いが強いようですので、無理を言うことで、お母さんとコミュニケーションを取りたいという感情があるのかもしれません。
その場合は、本当はそれほど嫌いじゃないものを、嫌いと言ってしまっている可能性があります。
逆に、ええ格好しい、だとすると、外面を良く見せるために、外では嫌いなものも食べているのかもしれません。
まあ、ええ格好しいも、甘えの変形ですので、結局その無理をしたことの吐け口を、お母さんにぶつけているのかもしれませんね。
以前からお伝えはしているのですが、お父さんに協力してもらって、お兄ちゃんとお母さんだけの時間を作って上げることが必要です。
納得できるだけ甘えられなかった男の子は、大人になると、甘えがねじくれてしまうので、この時期は大切です。
好き嫌いに関しては、好きにさせても良いですし、食べてもらいたいと考えるのなら、それを食べることが、自分の身体に良いことだと、ちゃんと説明をして、食べさせるようにしましょう。
頭ごなしに無理矢理食べさせたり、「食べてくれるとお母さんが嬉しいな」と言うのは良くありません。
これは反発を生むだけですし、他人のご機嫌を伺う子どもになってしまいます。
駄々をこねる、というのは、それが有効だということを知っているからやってきます。
それは以前に、駄々をこねて、成功した経験があるのかもしれませんし、親に怒鳴られて、言うことを聞かされた、という経験かもしれません。
不平不満で他人に言うことを聞かせるコミュニケーション法は不幸しか生みません。
決してそれをしてはいけませんし、屈してはいけません。
参考になりましたでしょうか?
他にも、何かご質問や、ご相談などございましたら、お気軽にお声かけ下さい。
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。