二の腕はなぜたるむんでしょう?
実は、使えていないからです。
ならば二の腕のたるみを無くすには使えば良いということになりますよね。
“美”というものは機能美こそ、だと思っているのでなんでも機能的であることが好きです。
だから皆さん日常生活と別個に運動などされたりしますが、私は大っ嫌いです。
身体を動かすのは好きです。
ただそれはあくまで生活の中での動きなら、であって、わざわざ走ったり筋トレしたりということにはまるっきり興味がありませんし、これっぽっちもやろうとは思いません。
体重は大学の頃に最大になりまして80㎏近くまでいったことがありますが、その後まあ体調を崩したりとか色々ありはしましたが、今は中学か高校の頃くらいの数字で落ち着いています。
特別なことは何もしていません。
やっていることといえば姿勢と動きに気をつけているだけです。
肩こりの原因のひとつとしてそもそも肩が動いていない、ということがあります。
筋肉は使わないと固くなって循環が悪くなってコリや痛みを感じるようになるものです。
だから肩が動いていなければ肩がこるのは、まったく当たり前の話ですよね。
動かしたいのは鎖骨、そして肩甲骨です。
猫でも犬でも身近な四本足の動物を見てみれば分かるように、彼らの肩甲骨は身体の体側にあって前足の動きと直結しています。
私たちは二本足で立ち上がった時に腕の可動域を最大限に拡げるため、肩甲骨を背中側に持っていき、他の動物には真似できないような、自由に動かせる腕を手に入れました。
その代わり、腕と肩甲骨が必ずしも連動しなくても動かせるようになったのです。
そうして本来前足を動かせば動くはずの肩甲骨と鎖骨が、腕を動かす時に動かさなくても良くなって、肩から先だけを腕として使ってしまうと、肩甲骨、鎖骨部が動かないので肩がこることになってしまいます。
使えていないというのはそういうことです。
ここがたるむようになるのは使えていないからだ、という当たり前な答えがあります。
でも使えていないってどういうことだか分かりますか?
身体の表面にある筋肉はほとんどが
縮む筋肉=屈筋
伸ばす筋肉=伸筋
という2種類がセットになっていることで曲げ伸ばしが出来るようになっています。
上半身はお腹側が屈筋で、背中が伸筋です。
腕もそれらがセットになっています。
二の腕はどちらか分かりますね。
そうです、伸筋です。
私たち日本人は世界的に見ても特殊な身体の使い方をすると言われていて、屈筋が優位、つまり縮む方に身体を使いたがる傾向にあります。
欧米は逆に伸筋優位です。
道具などにその違いが現れていますね。
包丁やノコギリを日本人は引いて使いますが、欧米では押して使う、とかです。
で、腕も縮む使い方が日常的で実は腕を伸ばしきるということがほとんどないんです。
伸ばしてると思っている状況でも大体の場合、伸ばしきってはおらず、ほんの少し伸びしろを残しています。
伸ばしきっちゃうと関節に負担がかかってしまいます。
これはそういう構造になっているので仕方がありません。
えー、それじゃあどうしようもない、と思うかも知れませんね。
でもこれは直線的に腕を伸ばした場合の話です。
腕は本来伸ばす時には手の甲が自分を向き、曲げた時には掌がこっちを向く、という動きをします。
ちょいと捻れるんですね。
これを直線的に使うから伸ばしきることが出来ないので、腕の曲げ伸ばしに本来の動きであるひねりを加えれば、伸ばしきること、曲げきることが出来るようになります。
二の腕の特別な体操や筋トレなどをする必要も無く、普段の動きにひねりを取り入れれば二の腕のたるみは勝手に解消されます。
まったくもって、あっけない結論ですけど、知らなかったでしょ?
ちゃんと使ってあげて、みんなに自慢するなり、たるんでない二の腕を披露する方は、披露しちゃってください。
他にも気になる部分などありましたらリクエスト下さいね。
(゜▽゜)/
かいふく指南処 | からはだふくらか |
---|---|
住所 | 〒410-2211 静岡県伊豆の国市 長岡991-4 |
電話番号 | 070-4385-1014 |
営業時間 | 8:30~22:00 |
定休日 | 不定休 |
最寄駅 | 伊豆長岡駅 |
ご紹介 | 伊豆のかいふく指南処【からはだふくらか】では 全国でも希少な 天芯正法訃幻流 米澤浩認定の「らせん零整法 正統術士」 による捧法が受けられます 移動がお辛い方には 無理にお越しいただかなくてもこちらから伺います 伊豆だけでなく、富士、静岡、山梨、神奈川など出張整体いたします お気軽にお声かけください ひとりで出張整体などにも応対していますので 急なご来店には対応できない場合が考えられます 必ず事前に御連絡下さい |
身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。