膝の痛みをなくす~重力を活かした正しいしゃがみ方
「しゃがむと膝が痛い」
という悩みはありませんか?
この痛みの原因は
「膝」そのものではなく
実はからだの使い方にあります
本来のからだのしくみを理解し
重力を味方にすることで
痛みは減り
楽々動けるようになれるんです
ここでは
膝の痛みを解消し
年齢を重ねても衰えない
からだ本来の効率的な動きのコツをお伝えします
膝の痛みをなくす~重力を活かした正しいしゃがみ方
骨で立つということ
弱い膝を使ってはいけない ― 股関節を使う
日常動作を見直す 当たり前を意識して
まとめ
「動」という字は「重力」と書きます
つまり
「動き」の基本は
筋力に頼るのではなく
重力を利用することにあるのです
まず
力みを抜き
骨格でしっかりと立つことを意識します
足の上に脛骨を乗せ
大腿骨が乗り
骨盤が乗り
背骨が連なり
頭骨がきれいに乗るイメージ
人は
一番上にある重い頭を落とさないよう
常に
無意識にバランスを取っています
この仕組みを使えば
わずかな重心の移動だけで
倒れないように勝手に足を踏み出します
倒れそうになる頭の下に
足をそっと移動させる
これが
余計な筋力を使わない「動き」の原理です
本来
立つのも歩くのも
ほとんど筋力は必要ありません
筋力は年齢と共に衰えますが
骨の構造や地球の重力は大きくは変わりません
そのため
筋力に頼った動きはいずれ衰えますが
重力を利用した動きは
むしろ
年齢を重ねるほどに洗練され
より佳いものになっていきます
しゃがむ時に膝が痛むのは
膝で曲げようとするからです
骨の大きさは
力を負担できる大きさに比例します
膝には関節とお皿(膝蓋骨)しかありませんから
ここは大きな力には弱いのです
脚で大きな骨といえば骨盤ですね
ですから
膝への負担を軽減するしゃがみ方として
膝を曲げるのではなく
股関節から曲げる意識を持ちましょう
お尻を少し突き出すようにしてしゃがむと
痛みが軽減するのを実感いただけると思います
なぜ膝から曲げると痛いのか
膝で曲げようとすると
骨では支えられないので
どうしたって腿の筋肉が頑張らざるを得なくなります
筋肉に力が入る動きというのは
循りを滞らせながら動くことになるので
最悪な動き方なのです
それを繰り返すと
膝の関節包の栄養や水分が足りなくなる
軟骨が栄養失調になって痩せてしまう
酷くなると骨を削って動くようになる
軟骨は磨り減るのではなく
痩せ衰えているのです
実は私たちは
椅子に座るときに
無意識でこの動きを実践しています
お尻から座面に向かい
股関節を折り曲げることで
膝は自然と曲がっています
当たり前に行っている動作なのですが
無意識で行っているので
改めて
「膝を曲げよう」
という意識になると
途端に違う動きをしてしまうのです
この当たり前の動作を
意識的に行ってみましょう
検査動作の落とし穴
整体などで
首の可動域
腕の挙上
前後屈などを検査として行ったりしますが
膝を曲げるのと同様
本来の日常動作とは別の動きなので
あくまで参考程度で
意味がないと言えば意味がないのです
「骨で立ち、重力で動く」
ことを意識していただくと
さらに上級者の動きになっていきます
膝の痛みを防ぐには
筋力に頼るのではなく
骨で立ち
重力を活かして動くことが大切です
椅子に座るように
股関節から曲げる意識でしゃがむ
──そんな自然な動きの中に
からだ本来の使い方が隠されています
このような身体運用を身につければ
膝の痛みから解放されるだけでなく
年齢を重ねても衰えることなく
むしろ
自然な動きが
齢を重ねる毎に洗練されていくことでしょう
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