最終的にどうしたいかは、個人の自由ですが
今、NHKを中心に筋トレがブームのようになっていますね。
町を見回してもジムなどがいくつも見付けられます。
腰痛や転倒防止などにも筋トレが必要などというお医者さんもいます。
でも、筋トレをしている人でメチャメチャ背の高い人っていませんよね。
筋肉を鍛えてる人に限って怪我や病気になりやすくもあります。
とくに、成長期の筋トレは無益どころか、有害ですので、部活などでは禁止した方が良いのではないか、と思っています。
器械体操の選手はみんな小さいですよね。
小さい方が適している、という競技としての特徴もあるでしょうが、筋肉が鍛えられているから成長できないという部分も大いにあります。
私の身長は177㎝弱なんですが、中学のときの目標は183㎝だったんです。
中学時代が一番運動をしていまして、野球部にも所属していましたし、初代のタイガーマスクが全盛期だったこともあって、私たちの周りでプロレスが流行っていて、よく筋トレもしてました。
腕立て、腹筋は当たり前にしてましたし、プロレスといえば、スクワット!みたいな感じで、1,000回とかやってたんですよ。
おかげで、元々モモは太かったんですが、余計に固くなり、高校では足が伸びる予定だったんですが、一切伸びずに成長は止まってしまいました。
今は座高を測らなくなったそうですが、あろうことか身長の伸びより座高の方が伸びたこともあります。
この時は「足が縮んだ!」と大騒ぎしました。
ただでさえ、短い足が余計に縮んだのかとショックでしたね。
本当に足が縮んだわけでは無いと思いますので、真相は分からずじまいですが・・・。
中学のときにひょろひょろと小さかった、同級生に高校で身長を抜かれのもショックでしたね~。
今ならアドバイスしてあげられるのに・・・。
腹筋が6つに割れていて、とか、筋肉がクッキリ見えていることが美しいと思うことも良いですし、それを目指すことも良いですが、でもそれは成長が止まってからでも十分に間に合います。
少なくとも、身体が成長する時期には、思う存分成長させて上げた方が良くないですか?
画像はお借りしています。
米俵は60㎏あります。
なぜ60㎏になったかというと、それくらいなら誰でも担げる重さだから、なんですが、少し力自慢の女性は5俵くらいを担いでいたそうです。
300㎏ですね。
今なら文句なしに世界記録ものです。
これは筋力では絶対に持ち上がりません。
ちょっと例が古くなりますが、例えばイチローだとか、マイケルジョーダン、ジダン、カールルイスなどといった超一流選手たちはムキムキの筋肉をしていませんよね?
昔は何かを体得することを「コツを掴む」と言いました。
植物と違い、動物は動き回る為に骨という固いものを身体の中に作り、それによって活動ができるようになったのです。
タコを見れば一目瞭然で、骨無しでは、陸上での活動はとても難しいですからね。
動きの基になるのは筋肉ではなく、骨なのです。
筋肉はそれを補助する役割です。
補助を大きくしたら、重くなって邪魔くさくなるだけなんですよ。
筋肉で頑張ろうとすると、筋肉は固く緊張して、収縮します。
腕にギュッと力を入れたら、短くなりますね?
筋肉を鍛えると、この縮む力が強くなります。
成長しようとしている骨の周りに太い筋肉があったら、伸びていけなくなるんです。
ああ、スクワット・・・。
筋力を効率よく使うのには、太くなった筋肉が必要なんじゃなくて、水分を利用することなんです。
赤ちゃんや、小さな子どもが、いつまでも元気に動き続けていられるのは、筋肉がやわらかく、身体の70%を占めるともいわれる、水分が十分に循環できるからこそなんですよ。
逆に、筋肉が固ければ、酸素も血液も循環できないから、スタミナ不足になるんです。
固く縮んでいては筋力は思うように発揮できません。
移動しないことを生存戦略とした植物は、外側を固くする方法を選びました。
筋トレで外側を固めることは、植物的になるということです。
つまり、動きが悪くなるんです。
スポーツに限らず、書道でも、演奏でも、歌でも、何でも一緒ですが、筋トレをすることと上達には関連はありませんし、むしろ逆効果になることの方が多くなります。
筋トレが無意味なのは、必要とされる動きとは違う動きだから、ということもあります。
あなたが上達したいと思っている何かに、床に手をついて、腕を屈伸させる、腕立て伏せと同じ動きや、仰向けに寝て上体を屈める、腹筋と同じ動きが要求されるのなら、意味はあるかもしれませんが、まず、何かに必要な動きではありませんよね。
上達するのに大事なことは、必要とされる動きの精度を高めていくことで、それが下手なら、いくら筋力があっても意味ないんです。
その動きをするのに必要な筋肉が勝手に強くなることは、あって当然ですし、そういう風に、動きがまずあって、結果的に鍛えられていた、という以外の筋肉は不必要です。
私たちは二本足で立つという、他のどの生き物よりも高度な身体操作を要求される立ち方をしています。
本来なら、教わらないといけないのですが、そんな機会もないまま、みんな自分勝手な立ち方をしています。
立ち方、歩き方、身体の使い方の基本が押さえられれば、筋トレなんかしなくても、米俵を担ぐ女性達のように身体本来の力を発揮することができます。
その方が自然ですし、健康で、怪我もしなくなります。
そんな身体の使い方にご興味がございましたら、随時お伝えしていますので、ご連絡下さい。
これらは出来て当たり前なことばかりなので、難しいことはありません。
ただ、奥は深いです。
快い身体を愉しんで生きて行きたいと思われる方にはオススメします。
お子さんのお身体の悩み、ご相談、ご質問などお気軽にお声かけください
かいふく指南処 | からはだふくらか |
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。