正しい姿勢になると
正しい姿勢になると
集中力が増し
行動力が生まれ
人に優しくなれ
快く愉しく悦びに満ちた毎日が送れるようになります。
幸せが手に入りやすくなるのです。
今イメージした時に浮かんでくる“良い姿勢”は
明治期に輸入された軍隊と一緒に入ってきた
日本人にとっては新しい概念でした。
この“良い姿勢”は見た目に“良い姿勢”で
身体にとっての“良い姿勢”ではありません。
日本人にとっての“良い姿勢”とは
次の動きにもっとも効率よく移れる姿勢のことでした。
近代以降の西洋式の考え方は身体は脳に従うもので
これは天然自然というものは一切人間の下に属する
制御可能なものという認識です。
彼らにとっての“良い姿勢”は見た目こそが大事で
要は真っ直ぐであること。
イギリスの近衛兵や中国北朝鮮の軍隊の兵列などが最も良い例だと思います。
見事に不自然な“良い姿勢”ですよね。
これは全身に緊張を強いる無理な姿勢です。
やってみれば分かりますよね、すぐに疲れてしまいます。
バレエ・ダンサーはこの“良い姿勢”を保ちながら動くという無理をしているからスゴいですよね。でもそのせいで故障しがちにもなります。
人間も動物です。
動物は動いていることが基本であって、ジッと動かないでいるというのは不自然な状態です。
実際全く動かず座っていれば3分ほどでお尻が壊死してくるといわれています。
寝たきりの方で問題になるのが床ずれなのは動けないから、壊死してきてしまうからです。
それくらい無意識に私たちは動いているのです。
日本人にとっての“良い姿勢”は動きと動きの「間」で、
次の動きに移るための準備姿勢ということです。
西洋式の“良い姿勢”は身体を緊張させているので
動くためには一度その緊張を解く必要があります。
時間がかかるのですね。
ジッとしていることが不自然なのに
まして動きたい盛りの子どもに“良い姿勢”を強いることは
身体を緊張させ、循環を阻害し、集中力の低下、行動意欲の減退、精神的な鬱屈などを引き起こす原因になります。
正しい姿勢を覚えることで
身体の余計な緊張が解け、循環が生まれ、集注力が高まり、行動意欲が生まれ、快く愉しく悦びに満ちた毎日を送れるようになります。
幸せを感じやすくなるのです。
立つ時に最も大事なのは足の裏です。
接地面が間違っていればその上に乗っかる部分が全ておかしくなってしまいます。
靴下を履いて靴を履く、
というのは手袋をしてグローブをはめているようなもので
足の裏の感覚を全く感じることが出来なくなっているので
せめて家の中では裸足でいると全く立ち方が変わります。
多いのが小指側に体重がかかった立ち方。
これはスネやモモの外側を余計に緊張させ、次いで腰や背中を緊張させます。
内くるぶしの真下に最も体重がかかるようにして
一点だけでは不安定なので親指の付け根でそれを支えるようにします。
難しいかもしれませんが、まずは外側や内側、爪先、かかとなど体重をかける部分を変えて感覚を覚えてみましょう。
二本足で立つ私たちは常に倒れることへの恐怖と闘っています。
そのせいで足に力を入れて踏んばっている方が多いのですが、それは次の動きに移りにくいのでNGです。
力を抜いてバランスで立てば良いのです。
箒や定規などを手の平に立ててバランスを取って遊んだことがあるかと思いますが
立つというのも同じことなのです。
そのバランスの要となるのがひざで
ひざがピンと伸びきっているとバランスを取ることができません。
ひざは伸びきる寸前、少し遊びがあるくらいで
軽く揺さぶることが出来るくらいに余裕を持たせます。
この二点がしっかりできれば、全身のどこにも力みの無い
よく格闘もののマンガとかでものすごく大きい力強いキャラを真逆の小さいお爺さんが倒したりしますが
そういうお爺さんは全身の力みがありませんね。
そういう姿勢になります。
つまり全身の力みが抜ければそれが“良い姿勢”なんです。
そして次の動きに最も素早く移れる状態が“良い姿勢”ですので条件によって見た目の“良い姿勢”は変わるということです。
見る度に姿勢が違うというのは正しい姿勢の在り方なのです。
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。