お尻が大きいのは仕方が無い?
骨盤が大きい女性を“安産型”などと呼んだこともあります。
ですが、お尻が大きいと感じている女性が、実際に骨盤が大きいかというと、決してそんなことはありません。
太もも、つまり、大腿骨にある、大転子という一番の出っ張りが、張り出すことで、お尻を大きく見せているのです。
では、ナゼ、大転子が出っ張るのかと言えば、立ち方が悪いからです。
足の裏の荷重がかかる部分が正しくなければ、足首が歪み、ヒザが歪み、股関節に歪みが生じ、お尻が大きく見えるようになるのです。
人間は2本の足で立つことを選びましたので、その立ち方が悪く、足首が歪み、ヒザが歪み、股関節が歪んでいれば、当然、お尻が大きく見えるだけでは済みません。
足首の痛み、ヒザの痛み、股関節の痛み、は連想が尽きやすいですが、慢性的な腰痛、何度もギックリ腰を繰り返したり、肩の動きが悪くなったり、痛みが出たり、肩こり、首の不調、頭痛、などにも関係してきます。
土台が歪んでいれば、そこに積み重なる上の部分が、バランスをとるために歪みますので、立ち方が悪いということは、全身の不調の原因となります。
むくみ、冷え性、低体温症、生理痛、不妊、ガン、白血病、不眠、自律神経症状、など様々な不調の原因にもなります。
歪みを矯正するためには、無意識に、あちらコチラに力が入ります。
そうすると、血管やリンパ管を収縮させるだけで無く、細胞を充たしている間質液も追い出すことになります。
身体全体、内臓に至るまで、循環を悪くしますので、当然全身の不調の原因と成り得るのです。
多くの方は不調のまま、無理をするので、余計に身体の負担が増え、さらに重い病気になっていきます。
立ち方ひとつが違うだけで、見た目や、プロポーションだけで無く、身体全体に関わってくるのです。
美しさを、内面から染み出してくるものと考えるのなら、“美”にも多大な影響を与えることになります。
逆に言えば、立ち方を整えれば、あらゆる不調を取り除き、美しく、健康でいられる、ということです。
大転子が出っ張るには、ヒザがその分、内側に入っている必要があります。
つまり、X脚気味の方はお尻が大きく見えやすい、ということです。
次に、ヒザが内側に入っているということは、親指付近に必要以上に荷重がかかることになります。
この時、モモは内側にねじれ、股関節とヒザに負担がかかり、その分スネは外側にねじれ、ヒザと足首に負担がかかります。
典型的な内股の女性の立ち方、歩き方をすることで、大転子が外側に出っ張り、お尻が大きく見えるということです。
おとなしい印象の、内股の女性が、安産型に見える、ということになります。
よく、正座をすると足が太くなるとか、足が歪む、とか言われて、「正座」なのに、嫌われる座り方の代表のようになっています。
体罰とさえ考えられていますが、とんだとばっちりで、足が太くなる、足が歪むのは、立ち方が間違っているからです。
普通に考えて、スネの骨の真下、内くるぶしの真下で、体重を支えるのが、最も効率が良くて、それが5センチでもズレれば、その分、余計な力を使って支えなければならなくなります。
上で見たように、親指周辺で身体を支えているのならば、相当、無理をしていることになるのです。
その無理は、最初にお伝えしたように、身体全体、どこでも不調となって現れます。
立ち方という、ひとつの原因でも、現れる症状は、その人の弱いところによって変わるということです。
お尻が大きいと、もし、お悩みであれば、まず、靴の減り方、靴下の穴の開き方を気にしてみてください。
足の裏のヒフに固くなっている部分があれば、そこに余計に体重がかかっている証拠です。
そのせいで、お尻が大きく見えていますし、恐らくは生理痛がヒドかったり、冷え性にもなっていますし、将来的には不妊、ヒザや、股関節の不調、尿失禁などの可能性を秘めていることはお伝えした通りです。
何もここで、恐怖を煽りたいのでは無く、お伝えしたいことは、ただ、立ち方を変えれば、そういった不調を取り除くことが出来るんですよ、ということです。
そういった不調の原因が無くなれば、快い身体で、愉しく、悦びに満ちた毎日を送れるようになります。
充実した日々を送れば、当然、精神的にも充実しますし、美容にも大きく影響してきます。
外見だけでなく、内面から美しくあることが出来るようになります。
やることは単純です。
ただ、内くるぶしの真下で体重を支え、足の裏全体で倒れにくくなるようにカバーするだけです。
どこにも力を入れる必要はありません。
調心整体 かいふく指南処 | からはだふくらか |
---|---|
住所 | 〒410-2211 静岡県伊豆の国市 長岡991-4 |
電話番号 | 070-4385-1014 |
営業時間 | 8:30~22:00 |
定休日 | 不定休 |
最寄駅 | 伊豆長岡駅 |
ご紹介 | かいふく指南処【からはだふくらか】は県道131号線沿い、伊豆長岡温泉場出逢い通りにあります。 電車でお越しの際は、伊豆長岡駅よりバスをご利用ください。 シーパラダイス行で「宗徳寺前」下車歩1分。 沼津駅行で「長岡湯元」下車すぐです。 10分ほどです。→https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00410693/00067972/0/ ひとりで対応していますので、かなり時間に融通が利きます。 反面、急なご来店には対応できない場合が考えられますので、必ず事前に御連絡下さい |
身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた毎日を送りましょう。