「逆子」になってしまうようなことがありますが、それは赤ちゃんにとって、一番居心地のいい位置にいってるわけで、お母さんの子宮の中が冷えてしまってねじれた状態になっていて、頭の居心地が悪いと、横に向いたりとか、完全に逆さまになったりとか、逆子になりやすいのです。
お母さんの身体がゆるんで、骨盤に弾力が出るようにしてやると、赤ちゃんが自分で勝手に動いて逆子が元に戻ってきます。
無理にその赤ちゃんを力で回す必要はなくて、自然に頭が下に向くようになります。
からはだふくらかの整体は微弱な刺戟で身体の緊張を取っていきます。
身体が整うと赤ちゃんも楽になるので逆子も戻りますし、出産が楽になり、質のよいお産ができます。
循環が良くなることで、栄養や酸素もしっかり運ばれて お腹の赤ちゃんの成長も助けてくれます。
産まれる前は産まれた後とは比較できないほどの成長をしています。成長の邪魔をしないためにはお母さんが気持ち良くいることが大切です。
うまく骨盤が開ききらないところで、陣痛促進剤なんかを使ったり、鉗子分娩、引っ張り出すようなことになると、お腹にもうまく力が入りませんし、お母さんだけでなくて、赤ちゃんもかなり苦しい思いをします。
本当に自然に生まれてくる赤ちゃんはいわゆる「産声」をあげません。
「産声」は生まれてくる苦痛から出る泣き声のことです。
自然に生まれてくる赤ちゃんは笑っています。
初めて出会う瞬間に泣いている赤ちゃんと、笑顔の赤ちゃん、どちらが良いですか。
出産は骨盤をより良い状態に持って行ける最大のチャンスでもあります。
女性は出産という大きな役割がありますので、男性と違い、骨盤が動きやすいので、月経の時などでも調整ができますが、出産はその最大のチャンスでもあります。
出産を機に太ってしまった、とか、骨盤が歪んでしまったというのは、そのチャンスをうまく使えなかった結果です。
自然な分娩ができて、産後を正しく過ごすことで、お母さんはより一層美しくなれるのです。
身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
妊娠、出産というもっとも感動的な瞬間を快い身体で愉しく、もっと悦びにあふれた体験にしましょう。