原初生命体としての人間 ― 野口体操の理論(岩波現代文庫)
岩波書店
発売日 : 2003-06-14
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p.25
「多くの人が人間の出産分娩は他の動物よりも難産であると思い込んでいる」
「なるほど人間における数多くの分娩の中には、母子ともに死へ追い込むほどの難産があることは事実である。
そして、その印象の強烈なこと、また、それを伝播し記録することばを人間がもっていることのために、実際はそれほど難産が多くないにもかかわらず、そうした観念をつくりあげてしまったのであろう。
妊娠・出産・育児の本を見ても、正常なものについてはわずかなページですませ、大部分を異常なものについやしている。」
p.26
「「人間はことばをもった、そして出産の苦痛を知った」
とある人が言っている。」
「「人間はことばを持った、そして安産の可能性を持った。」
ことばを持っているから計画的な教育が可能になるからである。」
出産に限らず、今は生理痛があるのが当たり前のようになっていますが、
生理痛がある時点で、異常を示しているということを知ってほしいと思います。
生理痛を当たり前だと思っているから、出産が大変なことであるという情報がすんなり受け入れやすく、
生理痛がないのが普通
お産は軽いのが普通
という、本来当たり前なことが受け入れにくいのでしょう。
情報と共に、基本的に余計に食べ過ぎていること、冷たい飲み物を飲み過ぎていること、
この二つを改善することも大切です。
直立した私たちの場合、生殖器は内臓の一番下部に位置しているため、上の臓器の影響をどうしても受けやすい構造になっています。
腸の重さは子宮にダイレクトに影響を及ぼしますし、
胃腸が疲れていたら、その影響を子宮や卵巣は受けるため、十分に機能しきれなくなってしまいます。
TVCMで生理痛の鎮痛剤や、生理用品を宣伝することで、それがごく普通のことかのように、誤認してしまっているだけなんですよ。
人類の何千年何万年という歴史の中では、ろくな鎮痛剤も、生理用品も使わずに暮らしてきたであろう期間の方が、圧倒的に長いということ。
その期間、私たちの先祖の皆さん方は一体、どうやって過ごしてきたんだろう、ということを少し考えてみないと、現在の私たちを基準に考えては、大事なことを見誤ることになります。
尿もれも
おりものも
生理も
不妊も
便秘も
冷えも
偏頭痛も
ほとんどの場合、同じ原因のものが、様々な結果として表れているにすぎず、
当たり前の基準を変えて、身体を元に戻し、
毎月、憂鬱になることなく、
快い身体で、愉しく、悦びにあふれた日々をおくるということを、
ごくごく当たり前の日常としていただきたいと思います。
【からはだふくらか】は、
不妊のお悩みから、
逆子などのお悩み、
育児中の不調や、
夜泣きなどのお悩み、
などなど、についてご協力させていただきます。
何度もお伝えしますが、私たちはこの身体で何万年も生き続けてきたんです。
不調がないのが当たり前でなければ、それだけの長い間絶えることなく、生き続けてこれるはずがありません。
当たり前を切り替えましょう。
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身体は固体だと思いますか?
液体だと思いますか?
気体だと思いますか?
身体の約70%は水分だと言われます。
その水分は海の成分と同じです。
生命は海で生まれました。
海と切り離されては生きていけないので
身体の中に海を抱え込んで陸に上がってきたのが私たちです。
羊水は海そのものですね。人間も最初の一年近くは海の中で暮らします。
身体の中の海が澱んだり、バランスが乱れたり、干上がったりすることが、身体の様々な不調となって現れています。
赤ちゃんの身体は理想の身体です。
快い身体で愉しく、悦びにあふれた毎日を送りましょう。